GRIDMANというバイブル

SSSS.GRIDMANについてひたすら思ったことを書く場所です。

【GRIDMAN UNIVERSE】なんなんだこれは【ネタバレ感想】

最初に見たのは公開三日目?だったんだけどあまりにもこう...言いたいことというか要素が多すぎて途中から感想を考えて見ることをよりただ楽しむので精一杯だったので、二回目見に行ってある程度感想が整理できるようになった今になってようやく感想を綴ります。

ガチでネタバレしかないから絶対にSSSS.GRIDMANとDYNAZENON、ついでにUNIONの曲PVを見て映画をしっかり見てから読んで下さいよ。

全体の感想

本編のシリアステイスト、エモさ、ギャグテイストの雰囲気を全く損なわずに二時間にぎっちり詰め込み、クロスオーバーのお祭り作品としても百点満点なんかじゃ表せないくらい素晴らしく、ほんとにヤバい映画だった...本当にどこをとっても完璧が過ぎる...正直なところ、裕六の恋愛描写が結構プッシュされてたんであんまり期待してなかったんですよ...ほんとに...見終わった後気づいたらパンフ売り場にダッシュで向かってました。特に終盤の畳みかけは本当に内海の言った通り「何がなんやら(歓喜)」状態で一生声に出さない叫び声をあげてましたわ。

雑多感想

言いたいことは多々あるけど、序盤、Sグの方で「怪獣が聞こえる...!」のところが「グリッドマンが聞こえる...!」になってたの、後から考えると伏線になってたんだなあってなるし、「君の意思でアクセスフラッシュしてくれ(適当)」がちゃんと裕太に分かりやすく「アクセスフラッシュと叫んでアクセプターのボタンを押してくれ」って明確な指示になってた所とか結構気に入ってる。

カオス世界で登場したひめ、「あなたがここで出てくるの!」ってなって、賞味期限の下りで「それがここで明かされるの!」ってなって、CVが内田真礼だと分かって「あなたがここで出てきたの!!!!」って三度も驚かされた。私結構ひめのキャラ好きかもしれない、未だに「ガウマ!」って呼ぶ声が頭の中で反響してる。でもあんな明るい人が5000年前では後追い自殺をしてるんだよな...愛強い...

予告編に全く登場しなかったアンチくん及びナイトくん、やっぱり「あいつオイシイなぁ~~~」って活躍で終始ニヤニヤが止まらなかった。何あのスッと登場してエクシアリペアみたいなクソかっこいいマントに元ネタ忍者のシノビラーの名に恥じない刹那の手刀のカッコよさマジでさああああああああああああああああああああああああ!?ほんまあのシーンマントGKが善とか悪とかどうでもよくて気絶するかと思った。ああいうのに弱いんじゃ俺は。

しかもそれだけにとどまらずスカイアンチまで披露してくれるとは思わなんだ、興奮して席立ち上がりかけたし二回目見に行ったときは立ち上がっちゃった人いたし。そんで結局は板野サーカスに撃墜されちゃったのは悲しい。

蓬の「ごめん夢芽これしかない!」がインドミだと予想してた人は結構いましたね、すごいです。

裕太が道の途中でぶっ倒れて誰が来るんだ...だれか残ってたか...?って思慮を巡らせて結局結論が出なかったと思ったらあんたがくるんかい!!!!ってなったバイクの青年こと小尾昌也さん。てか結局この人青目だけど設定上は一般人なんかあなた??どうやらぎりちょんセーフは原作一話のセリフらしい、円谷イマジネーションで無料で見れるのであとで見てみることにする。

お嬢について

そんで本題。われらがアカネ嬢についてです。私は本当にこれが怖かったんです、下手な出し方されたらSグの物語が台無しになりかねないと。

なぜ手助けをするのかと問う裕太に、「あそこには私の友達がいるから。」素晴らしい。私の年末年始に考えてた解釈がの通りで。やったーー合ってた――って嬉しさと監督流石だぜ~~~!!って嬉しさと。目と声だけの出演だけでもそこだけで大満z待て待て待てなんか魔法少女になったぞ!!!????アレクシスと共闘ォォォォ?????

魔法少女変身シーン、後から見返すと「なるほど目と声だけの出演なんだな~」って思わせて度肝を抜くことを想定して作ってる気がする。

SSSS.GRIDMAN総集編のこのポストカードイラスト、アカネ嬢の手がバルタンピースだとは思うけどインドミみたいだな...って常々思ってたんですけどまさか本当に回収されるとは。そしてアレクシスが本当に楽しそうで楽しそうで。なんかすごい、良い。

あの怪獣使いみたいな衣装、(結局バロックパールばら撒いた犯人分からなったね)私は友達だから助けるという理由と対比して神様らしい衣装、って解釈したんだけどふせったー眺めていたら「ちゃんと振り切ったバ美肉」って解釈があってなるほどな~~~ってなった。青春コンプこじらせたのからちゃんと振り切れてるって感じがある。

最後はアンチくんと離れてお別れ。10話のどんぐりの木前での会話のセルフオマージュ。しぶとく生きてんね、目、命を与えたこと、見ないでよ。暗唱できるほど大好きなあのシーン、話してる内容は似てるけど雰囲気は全く違う。最後の神による髪わしゃわしゃ、俺もされたい。

そして六花さんの肩トントン、

エンディングのこれっぽいな、と。約束を守ってGM同盟と顔を合わせずに去っていったのも良いな。

雑多感想2

二代目ちゃんが巨大化した時、私は「長澤まさみ???!?!!!?!」ってなったんですが、帰ってSグ見直して気づいたんだけどそういえば六話の実質初登場のところで既に巨大化してたんだったねあなた...

世界を回復させるのがアレクシスのインスタンスアブリアクションってのも非常に乙だし、インパーフェクトの使い方が凄い凄すぎるんじゃあれ!!!!!ユニバースファイターからカイゼルグリッドマンやフルパワーグリッドナイトとかほんとにもううおおおおおぉぉぉぉの連続で非常に楽しかった。すごいとか素晴らしいとかというよりも、何より楽しかった。おそらく私がいままで過ごした二時間の中で一番充実した二時間だった気がします。

強いて文句があるとすれば、ベビドンドンをエンディングのuni-verseの後に流してほしかったかなあ...ってくらい。

本当に、この作品に出会えたこれまでのすべてに感謝。ありがとう。

予告PVの感想【GRIDMAN UNIVERSE】

そのうち書こうと思ってたらもう明日から総集編公開じゃないですか。そのタイミングで映画のED後とかでも新しい予告が出てくる可能性も無きにしも非ずなので一応今日やっておこう。

裕太

見た感じ体育祭っぽい。地味に「裕太」が描かれるのって12話最終版の六花さんの脳内以外だと初めてじゃん。でもよく考えてみたら裕太って必要なのか...?言い方が悪いか、どういう形で裕太が必要となるのか、ちょっと気になる。

ジャンク

おっとぉ...たしか十二話で露骨にジャンク無くなりましたよ~って描写があったけど...戻ってきてる...経緯が気になる。

 

内海

いやこの内海の曇った表情、私には分かる、絶対グリッドマンin裕太と裕太in裕太の間でのコミュニケーションやらなんやらで曇ってるぞ、私には分かる。

ちせ

あっっっ良いこれすっごい好みかもしれん。他の所変わってないし髪結ぶ前の一時的なものかもしれない、頼むこれを恒常にしてくれ

このバッセンは確かちせちゃんがEDかなんかで打ってたやつのはず。多分。

これは...どっちだ...?DYNAZENONの方はちょうど文化祭で終わってたからその続きからって描写にも見えるし、バドの羽からツツジ台の体育祭の装飾で使った後ともとらえられるし...まあそこまで重要じゃなさそうだけど...

グリッドマン

あれなんか君スマートになった?って思って確認してみたけどそんな変わらなかった。てかなんか普通に見てたけど原作モードからまたこっちに戻ってるね君。またバラバラにされたってのがまあ妥当な考えではあるけど、強いて別の可能性を考えるなら

・一話での「この世界では単体で実体化できない」的な発言は継続?

・まだ自分を裕太として自覚してた頃に使ってたこっちの形態の方が良い説

・原作モードは裕太がグリッドマンの時限定?

あたりですかね。

カフェ

このカフェですけど、たしか六話で内海とアカネ女史が怪獣談義していた時にいたやつですね。ス〇バみたいなマークも同じだし。(確認して見たらスターボウズって名前だった)内海がノスタルジアにでも浸ってるのかな。

ダイナレックス

なんか画像貼れんけどダイナレックスが動いてる。いや当たり前なんだけど。コンピューターワールドに移動されてたやつが再起動されてるってやつですね。結局ガウマさん死んでない説はどうなるのか。クレジットに書かれてないガウマさんが出てきてしまうと状況が似通ってる女史が出てくる可能性が上がるので私的には複雑。

裕太2

おそらくこのPVの目玉の裕太君のガチ泣き。まあ十中八九内海や六花が何も知らない自分のために...的な展開かな。もしくはアニメ本編中においてすら直接人が○んだのを見てないから、目の前でそれを見てのこの表情かもしれない。

最後

本当に待ち遠しい。あと二ヵ月も待てそうにねえ...。個人的にPVを見た感じ個人的な願望を含んで入るけど二つの世界はアンチくんあたりの橋渡し役やヒーロー状態を除いては直接的に関わらず一つの問題に対して戦っていく感じなんじゃないかなと(観てないけどFILM REDのルフィとシャンクスみたいな)。個人的には悪役が赤いネオアレクシス・ケリヴとかだったら面白いな。いやシズムの帽子にカーンデジファーマークあったし、まだワンチャンあるし...

そうだシズムで思い出したバロックパールばら撒き犯まだ明らかにされてないんだよな。悪役はたぶんそいつかな。私はあれオーイシが撒いたと思うんだけど。PVで屋上で手伸ばしてるし町中に不安定な感情ばら撒いたって歌詞で自白してるし。

「私は友達じゃないの?」【SSSS.GRIDMAN】

「私は友達じゃないの?」

新条さんのセリフです。このセリフは二回、七話と九話でそれぞれ裕太と内海に対して言っています。

七話

裕太が言われた時は、言い淀んで返答が出来ませんでした。そりゃあそうだろうよ、どう答えればいいねんこの質問。裕太の心情としては六花や内海を裏切りたくないというニュアンスで言ったんでしょうけど、一回屋上でご飯食べたりしたくらいのすごい微妙な相手でかつ現状戦っている相手でかつ神様に、ただでさえ答えづらいこんな質問されて答えられるわけがないじゃないですか。

七話

新条さんの言い方は...自分も友達だと当然だと思っているようにも返答に困らせるつもりのような言い方にも思えて判断しづらい。ただまだ怪獣で問川たちを消したことの罪悪感が皆無って状態での質問とみた方がすんなりくるから前者かな?その後の反応も前者の方がしっくりくる。

 

九話

九話でのこの質問は、すでに裕太に拒絶されかけて、「うちにこない?」という強引な方法で内海を夢の中へ引きつけようとしたのが失敗してしまって、裕太と同様に友達を理由に離れられてしまった時に問ったセリフです。すがるような声が魅力的。その時の内海の返答が、

「もし俺と新条さんが本当にこういう形で出会えていたら....友達だったのかもしれない...」

なんていうか...事実なんだよ。多分何よりも新条さんが一番分かってるでも逃げたかった事実なんだよ。めちゃくちゃ現実を突きつけるこの返答には新条さんもこの表情(?)。

あそういえば内海の言う「こういう形」は本編でも起きかけていたわけですが、世界がズレた原因はそう、グリッドマン君の存在ですね。

 

十一話?

この二度の拒絶で友達と呼ばれることがなかった新条さんは、自分と裕太、内海、そして六花の三人と自分が分かれてることを強烈に分からされてしまったわけです。でもご存じの通り、六花さんはずっと新条さんのことを友達と思っていたし、彼氏役、ヲタ友役であった二人以上に友達役だった六花さんなら答えてくれたんです。八話でのバスでのセリフから見るに本当は新条さんが一番それを分かっていたはず。でもふさぎ込んでしまった。十一話ではわざわざそれを言いに来てくれた六花さんに対して「あっちの人達の所に帰ればいいじゃん!」と言い放ち、友達だと思ってるという言葉に対しても自分がそう設定しただけと否定してしまいます。それでもなお友達だと言い張る六花さん。芯つええなこの人。


「アカネは私のことをどう思っているの?」逆に言われる側になった形。六花さんに促された答えは十二話まで持ち越しとなったわけですが、最後には誰かに「自分は友達か」を問うでもなく、最終的に自分から友達である、と言えたわけです。六花さんが友達だと言った時も自分がそう思っていると言っていたし、どうやら相手から友達と思われているか、より、自分が友達と思えるか、これが重要だというメッセージに思えます。

 

同じようなセリフがあって内海の返答手厳しいな...と思って書き始めたのにすっごい深いことに気づいてしまった...おもしろこのアニメ....

新条アカネと二重思考【SSSS.GRIDMAN】

 二重思考。2つの相反した事柄をどちらも事実だと信じられるという、小説「1984年」に登場する用語です。小説内では「2+2=4」であるという事実を理解していて、尚且つ党が「2+2=5」と言えばそれを信じることができる思考、と例えられています。

 私はGRIDMANを何度も見ながら、主神新条アカネ女史にもこれを当てはめることができるのでは?と感じました。具体的には、「自分はこの世界の神である」という自負と「自分は六花たちクラスメイトと友達である」という考えの2つです。私は女史を見ながらこの2つの狭間で悩んでいそうだな、と思いました。

 

9話における女史は夢の中の世界と自分の世界で同じ人格が分かれています。その分かれ方として、「友達である自分」を切り離して夢に、「神である自分」は残ってその様子を観察していると考えました。「これが本来あるべき形」「私を好きになるために作られたんだから」などの神様視点のセリフは観察している側が言っています。

終盤、裕太と内海に拒絶されて六花にも拒絶された時に初めて自分が作った存在であると夢の中で言っています。そのうち別で話したいのですがそれぞれの夢の女史の精神状態は密接にリンクしていてみんなに拒絶されて二手に分かれたのが誤魔化しきれなくなっていったのでしょうか。

 

基本的に二重思考の状態は「歪」であり「不安定」であって、最後に救われるエンドならその状態が解消されるのが一般的なエンドでしょう。さてGRIDMANの最終話での女史のセリフは「みんなは私の...私の...友達!ここは私が作った世界だからこの世界に私はいちゃいけないんだ...!自分の意志で帰らなきゃいけないんだ...!私の...場所に!」見ての通り、「友達である」ことと「神様である」ことを両方肯定再確認して終わってるんです。これ気づいたときすっごい面白いなーって思いました。終わり。

【SSSS.GRIDMAN】ナナシA、Bはなんだったのか

 SSSS.GRIDMAN8話で登場した怪獣、ナナシ。新条アカネが作った怪獣の中で形態変化がある唯一の怪獣です。作中でも基本肯定的なアレクシスをして「いいのかい?そんなので...」と言わしめたり、死体が残ったり、"中の人"が出てきてしまったり、それがフルパワーグリッドマンを圧倒したり、かなり特異な怪獣です。

公式サイトより

して、こいつは結局何だったのか?風呂の中でぼけーっと考えてた所一つのアイデアが浮かびました。ちょっとそれについて話していこうと思います。

 

そもそも怪獣とは何か?

1.GRIDMANにおける怪獣

 GRIDMANにおける怪獣のほぼ全ては、アレクシスによるインスタンス・アブリアクションによって起こされたものです。

 7話での「憎しみが強いほど強い怪獣が生まれる」という旨の発言、12話の「もう怪獣は作れないと言っておいて 君の中にはまだこんなにもすさまじい情動が残っているじゃないか!」というセリフから見るに、怪獣のパワーの源は"激しい情動"。

 また、基本的には感情の強弱が怪獣としての強さに直結していると思われます。実際、11話で出てきた"有りもの"の怪獣たちは、赤く光るデザインが灰色になっており、また全体的に弱くなっている印象を受けます。(アンチくんを下げてるわけじゃないヨ)有りもので済ませるのが仕方ない手段だというのは、情動がこもっていないから弱い、という考えです。

またバロックパールが使われている描写もありますね。個人的にはバロックパールを起点に激しい情動を流しこんで怪獣化させている...あたりが妥当な線だと思っています。

 

2.DYNAZENONにおける怪獣

 所変わって、次はDYNAZENONにおける怪獣について見ていきましょう。DYNAZENONにおける怪獣は、GRIDMANより分かりやすくバロックパールからできています。特にゴルドバーンが凡例として感情を注いだ人間が分かりやすいので見ていきましょう。

公式サイトより

 ちせの当時の感情、ひいてはゴルドバーンを育てた感情は、激しい情動というよりかは暗い、じめじめしたネガティブな感情といった表現の方が似合うように感じます。具体的には劣等感、疎外感あたりでしょうか。また、DYNAZENONにおける怪獣は優生思想らが何か手を加えて怪獣化しているわけではなく、バロックパール自身が感情を吸って育ちます。

 

必要となる情動・感情の種類、そしてどう怪獣となるかがGRIDMAN怪獣とDYNAZENON怪獣の違いです。

 

ナナシは?

 本題に戻ります。結論から言うと、ナナシAはGRIDMAN怪獣、そしてBはDYNAZENON怪獣、だと思います。アレクシスが起こしたナナシAの中で、内側でバロックパールが育っていて、それが中の人、だったということです。

 まずナナシA。アレクシスは1話でグールギラスについて「情動的で素晴らしい姿だねえ」と評価しています。つまりアレクシスの怪獣の評価は情動が基準だと考えることができます。そうするとアレクシスが「いいのかい?こんなので...」と評したのは、見た目のデザインのみならず、そこに込められた情動の強さも含まれるとすれば、先ほどの論の通り、ナナシAが弱かったことに繋がります。

 次にナナシB。先ほどのDYNAZENON怪獣、ゴルドバーンの例と比べると非常に似ている点がいくつか見つかります。まず、ちせが感じていた疎外感。前の9話でグリッドマン同盟3人から全員に拒絶された新条アカネの疎外感「夢でも届かないの?」と繋がります。ついでにBが発現したのはアンチを自ら拒絶してしまったとき。周りには誰もいないという感情が強くなっていたり?

 

もう一つは破壊。ナナシBは、アンチ曰く「新条アカネの心そのもの」として、重要な町の管理怪獣を破壊して回ります。心そのものといっても、本心で望んだというよりかは潜在的な「もうどうにでもなってしまえ」という気持ちと考えた方が後の反応からして自然です。 

同じくゴルドバーンも、ちせの潜在的な学校に対する負の感情から、ぶっ壊そうとしています。

ゴルドバーンの場合はちせが理性的に「これはダメだ!」と思えたから破壊は防げましたが、ここで自制心が働かなかったのがナナシBによる管理怪獣の破壊だったのではないでしょうか。もしかしたらアンチ改めナイト君がDYNAZENONに登場したのはナナシBとの闘いがあったから...というのは少し考えすぎかな。

 

余談 爆発

 ここからはただの妄想です。ナナシAの死体が爆発しなかったのは内側でBが育っていたからでは?と思っていたのですが、DYNAZENONボイスドラマ3.3話で、3話での戦いで、爆発攻撃を防ぐために宇宙に行ったのに怪獣は最後爆発して終わったということについて、夢芽さんが「中の具になんか燃えやすいものでもあったんじゃない?」と言っていましたが、もしかしたらバロックパールが爆発の要因なのでは?と。つまり、ナナシAは倒したけどBが育っていたからダメージがバロックパールに届かず爆発しなかったんじゃないかと。...あれ、よく考えてみるとバロックパールが使われてないゼッガーって爆発しなかったよね?ちょっとこれ現実味帯びてきた?